iDeCoの運用がイマイチだった件のあとで、静かなるドン義兄が、動き始めました。
iDeCoを見切って、優良配当株へスイッチング
もともと、家族であっても、こういったお金の話はしたことがなかったのですが、iDeCoにNISAと金融商品の存在が身近になった今、身内だからこそ、情報交換をして、できるだけ賢く立ち回ったほうが正解だと思います。
お金について損得を言うのはなんとなくタブーという雰囲気は我が家でもありました。
特に、実父はその手の話になると顔をしかめて、「金、金、言うな」と言っていました。
私が、就職先を決めるときも、「A社のほうがB社より初任給が良い」と比較すると、「そんなことで就職先を決めるな!」と嫌がりました。
ある意味、それは真理なのですが、昭和の時代はともかく、お金は汚い、損得勘定はみっともない、という風潮があったのは確かです。
現代では、ちゃんと学校や家庭で、株式がどういうものか、関わるにはどうしたら一番安全か、子供の頃からトレーニングしないといけませんね。
私が株に手を出せない理由
義兄がついに配当のある個別株を購入したと聞いて、いくつか私が思いつく会社名を挙げました。
4%以上の配当金がある企業は、以前、NISAにするか、つみたてNISAにするか迷った際、調べたことがありました。
どうやら義兄も、以前私が検討したのと同じような銘柄を購入したようです。
姉も、そこまで調べておいて私が買っていないことに、あれ?というような顔をしています。
👩「100万円で株を買うとするでしょ?配当金4%ちょっとだったら、税金引かれてだいたい3%くらいの配当金じゃない。100万円取り戻そうとしたら33年もかかるんだよ?怖くて買えない」
姉夫婦が一瞬固まったあとで、お義兄さんが言いました。
👨「だって、株式自体の価値があるじゃない。100万円がゼロになるわけじゃないよ」
👩「いや、それはわかってるんだけど、配当はあるけど、株式自体の金額がどんどん下がることもあるワケでしょ?怖くて買えない」
お義兄さんは、10年配当金を貰ったら、万一株価が下がっても、トータルで上回ると踏んでいます。その時、株価が上がっていたらそれは、さらなる儲け、下がっていても配当を含めた総額で上回っていればそれで良し。
そもそも売らない限り、その企業が存続する限り配当金は貰える。
ええ、ええ、理屈ではそうなんですけどね(笑)
株価が買ったときより下がると想像するだけで、悔しくて悔しくて。
もう、どんだけどケチ、と思われても、怖くて買えない。
以上、私が、株に手を出せない理由です。
もっとも、33年かけて出資額を取り戻したいなどと言う人は、株を買ってはいけないかもしれませんね(笑)。
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