また少し、年を取った、大人になれたかも(笑)
人のことは気にしない、気になったことがあっても忘れられるほうが、きっと幸せに過ごせる。
フラワーアレンジメントをやめた叔母
先日、叔母を訪ねた時、いつも玄関に置いてあるフラワーアレンジメントがなく、コロナの影響で教室がお休みなの?と聞いたら、通うのをやめたとのこと。
「この歳で他人に気を使うのがいやんなっちゃってねえ」と言います。
事情を聞いてみたところ・・・。
叔母と同じくらい長く来ているマダムが、新人さんを気に入らなかったらしく、無視をしていたが、自分は別にどうとも思わなかったので、普通に話していたところ、とばっちりが自分へも来た。
教室が終わって、恒例の雑談の場で、叔母と新人さんはマダムから徹底無視された(らしい)。
これまで、マダムはものをはっきり言うひとではあったが、気に入らなければ、直接それはやめて、とか、こういうふうにしてほしい、と当人に伝えていたそうで。
「あのひとも年取っちゃったのかしらね」とは叔母の言葉。
認知症だった父を思い出す
記憶力、判断力の低下、せん妄が見られ、散歩に出て家に戻れなくなったこともありました。
車ででかけ、花見の名所にもう少しで着くという時、父が不機嫌になりはじめ、混んでいる駐車場にようやく1台止まれる場所を見つけた時、唐突に、「帰る」と言い出しました。
今思うと、認知症が進み、せん妄に近いなにか、私達が父を疎ましく思っているとか、迷惑に感じていると、思い違いをしたのでしょう。
物忘れや理解力が落ちているなとは感じていましたが、認知症にそういう思い込み、という症状があるとは知らず、姉夫婦と私は父が気まぐれで機嫌を損ねている、なんてわがままなと苛立たしい思いでした。
もしかしたら、マダムもなにかそれに近い理不尽な怒りを、新人さんと叔母に感じたのでは、とふと思いました。
機嫌よく年を取るためのトレーニング
認知症は、いわゆるボケている状態と、正気に戻る状態が交互に訪れます。
ずっとボケている状態ならまだしも、正気に戻った時、自分が罪のない人を傷つけたり、失言したことを思い出すといたたまれない思いがします。
とくに、それが身内に対してであれば。
父の晩年を思うと、私も同様な振る舞いをする可能性もあり、怖いなと思います。
人に嫌な思いをさせて、あとで自分が落ち込まないようにするために、自分と違う意見があっても、気にしない、気になってもすぐに忘れる力を育てたい(笑)。
それにはまず、自分が嫌な気分に普段からならないこと。
嫌だなと思ったら退却する。
引きずらない。
もし、叔母のように人の怒りを買ったら、その場を離れて、別のことを探す。
怒りってその人自身で解決するしかないですもんね。
自分が怒りを撒き散らし、不機嫌おばぁにならないよう、日々トレーニングに励み、ますます楽しい毎日を過ごしたいと思います(笑)!
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