長年の習い事で感じる、本当の意味での付き合い上手

10月 29, 2021

良いことと悪いこと、おしなべてそれほどひどい目にも合わないので、幸せな毎日と思います。

その中で、自分ではどうしてもコントロールできないのが、ひとさまの感情。

仕事をしているうえでも、プライベートな面でも、こちらがそんな気はないけど、すんなり受け入れてもらえない時もあります。

習い事で、長年一緒の方がおられます。

あちらは、もうすごく上手で、私はとくにその「お上手さん」と張り合う気もないくらい、力の差は歴然です。

ところが、時々、わたしのおせっかいが気に障るのか、ちょっと、まずい雰囲気になってきました（笑）。

お互い大人なので、私からはあからさまなことはしませんが、最近あれれれれ？な場面が多いのです。

ちょっと、困っておられる方がいらっしゃると、「それはですね」って口と手が出る私の振る舞いがダメなようで、自分でやって理解して体得しなけりゃダメとの「お上手さん」の考え方と合わないようです。

でもね、もう私達の習い事って、みんないい年なんですよ。

私が一番若いくらいなので（笑）。

もう自分で考えて試しながら、正しい道を選ぶ前に、力尽きる人が多い。

本来は、苦労しながらでも、自分で納得して習得したほうが正解なのかも知れないけど、その場で「出来た！」で喜びが生まれるなら、次もがんばろう！ってなるんじゃないか、自分だったらそうだから、と思うので、つい、口が出る手が出る。

「お上手さん」はそれを見て、「ねこかあさんが、また！」と眉間にシワが寄っていらっしゃる(；´Д｀)。

こうなると、「お上手さん」と上手くやるVS困ったひとを助ける、の両天秤です。

これまでは、いつか「お上手さん」も分かってくださる、許していただけると思っていたので、困った人につい手を貸していましたが、どうやら、堪忍袋もパンパンになってきたご様子。

しかし、これまで手を貸していた人に、急になにも助け舟を出さないとなると、これはこれで、相手を恐縮させることになるなぁ、とも感じていて。

一番いいのは、この習い事を、別のところで続けて、リセットすることですが、なかなか出会えないリズムの合う先生なので、正直、ここの教室は止めたくない。

つくづく、私は人付き合いが下手なのかなぁとも感じています。

シャイな人、口下手な人は、最初は人見知りして、いっぺんに仲間を増やすことはないかもしれませんが、一旦仲良くなった人とは、ずっと気持ちよく付き合っていらっしゃいます。

私は、お調子者なので、ぱっとその場で仲良くはできるけど、長く気持ちよく付き合っていける友達はものすごく少ないです。（数少ない友達比（笑））

気持ちよく、長く付き合える処世術、これから絶対必要です。だって、いずれ、ほんとうの意味のおひとりさまになるんだから。その時は、身内や友達ではなく、行政の支援を受けていたり、どこかの施設の職員さん、同施設の入居者さんと長く付き合っていく秘訣を、身につけて、ストレスなく暮らしたい。

今は、その秘訣を身につける準備期間なのかな。

しかし、三つ子の魂百までといいますからねえ、前途多難。

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