古い家にありがちですが。
食器類が非常に多いです。
ご丁寧に食器棚が2つ、それに台所に小さな作り付けの食器棚1つ。
3人しか居ない家に食器棚2つ半は要らないよね〜。
実母の癖
母は戦中育ちで、なんでもかんでもたくさん買って、残すのが良いことと信じていた節があります。
自分は買うだけ買って、あとは任せた!ということが多くて、姉も私も、むっか〜としたことは少なからず(笑)。
たとえば、座布団。
実家を増築した時、母が座布団を20枚誂えたことがありました。
法事の時、お参りの親類縁者の数が20人近くになるから、という理由。
確かに、父方の兄弟、子供(私から見るといとこ)、その配偶者と子供まで含めたら20人くらいにはなりましたが、結局お膳を用意するのが大変で、お経はお寺で上げてもらって、食事はお寺の近くで済ませました。
法事では使わないまま、20枚の座布団のうち数枚は使いましたが、まるまる10枚は使わずじまい。
それをようやく昨年、メルカリで10枚売りました。
メルカリで買ってくださる方が見つかってほんとうに嬉しかったです。
売れない食器
座布団を20枚買ったくらいなので、もちろん茶器もいっぱい、た〜くさん揃えていました。
食器は一度使ってしまうと、メルカリで売ろうにも売れない。何の役にも立たない、あるいは、数年に1度使う茶器が食器棚の大部分を占めています。
今年に入って姉が一部処分しましたが、まだまだたくさん残ってます。
どうせ茶の子で帰ってきた茶器たちだったんだから、箱から出さずにそのままにしておいてくれたら、メルカリでも売れたのになあ。なにしろ、たくさんの物に囲まれるのが幸せ♡と思っていた戦中派だからなぁ。
正直、お茶を茶器と茶托で出す一般家庭がどれほどあるのか。
お寺さんが仏壇参りをする時、1ヶ月に1回?
それも最近は、コロナのせいで出さないか、出しても紙パックのお茶とお菓子。
いっぺんに5人以上の来客があったのはいつだったかしら?
また、年末までに少しづつ捨てられたらいいけどねえ。
台所についての決定権は姉にあるので、私が勝手に処分するわけにもいかず。
みっちり詰まった食器棚を見るたび、いつか捨ててやる、と密かに誓う私であった(笑)。
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