10月30日の記事で、以前の職場がなくなると書きました。
そのお別れ会が、旧職場でありました。
明日から荷物を整理するとのことで、この事務所は来週末を以って閉鎖になります。
以前勤めていた人で連絡がついた人、転勤で九州や関西圏に転出していた人、定年退職した人、よく集まったなあという感じです。
それくらい、ここの事務所は居心地が良くて勤めやすい会社でした。
そもそも、事務所が閉所するからという理由で、すでに退職した人や、転勤している人にも声をかけようという発想自体、退所後も各職員を大事に思っているということが感じられて、心が温かくなりました。
事務所内の配置は、ずいぶん変わっていていましたが、給湯室や昔からある応接セットなど見て懐かしかったです。
最後は、ペットボトルのお茶と個別包装のお茶菓子が配られて、昔話に花が咲き、気がつけば2時間も話し込んでいました。
あの時は大変だったけど、乗り切れたよね〜などと懐かしい話で盛り上がり、大笑いして、みなさんと別れがたかったのですが、時間を見計らってお開きになりました。
いったん、この事務所は閉鎖されますが、地元で雇用された人たちのグループで、もっとこじんまりした場所へ移動し、完全子会社として業務は続けるそうです。
それを聞いて、「それだったら、現職が65歳定年なので、その後また雇ってください」、とお願いすると、「そうだねえ、人生100年っていうもんねえ、我々も頑張らんとね」とイエスなのかノーなのかわからない回答でしたが、即答で「いらない」とは言われませんでした(笑)。こういうところが、この会社の思いやりあふれるカラーなのかもしれません。
所用でこのビルの横を通るとき、事務所を見上げては、ああ、まだ電気がついている、とか、今週末は電気がついていないからお休み、とか、そんなこともなくなるんだなあと思うと、たいへん寂しいです。
どうかみなさんお元気で。65歳になったら、また一緒にお仕事したいです(笑)!
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