堺雅人さんが出演するサムライマックのCM。
それで、このバーガー1個490円。これだけでお腹いっぱいになるので、安いんじゃないかな。
お好み焼き食べても、普通に750円、ちょっと名の知れたお店だと千円近くになりますからね。
若い人たちはもう物心ついた時からマクドナルド、コンビニ、カップヌードルは身近にあったでしょうが、広島に初めてマクドナルドができたのが1976年。あたくし、食べ盛りでございました(笑)。
マクドナルドは、たぶん、姉が最初に食べてみたいって言ったんじゃないかな。
生まれて初めて食べるハンバーガーがびっくりするほど美味しくて、また食べたいと思い、シェイクもこれまで経験したことのない、溶けたアイスクリーム感が新鮮で、アメリカ〜を感じました(笑)。
また、あのハンバーガーが微妙に小さくて、もう一個くらい食べられるけどね、と思いましたが、母の目がダメっ!と言ってました。
そして、高校生になっても、1月3,000円のお小遣いでは、頻繁に行けるわけもなく、当時、マクドナルドでアルバイトをしていて同級生が、スタッフになるとバックヤードでハンバーガー食べ放題と言っていたのを聞いて、いいなぁ、マックでバイトしたい、と思っていました。(通っていた高校はバイト禁止)
その同級生は、最初はうれしくてたくさん食べたけど、今はちょっと・・・と言っていたので、さすがに毎日は飽きてたんだろうなと今ならわかります。
そして、日清カップヌードルの自動販売機が広島にできたのもこの頃。
若い人はカップヌードルの自販機なんて知らないでショ。昔は、カップヌードルを買うと、お湯が入って出てくる自販機があったんですよ。
これも、姉が食べてみたいと言って、わざわざ自販機のあるところまで、父が車で連れて行ってくれたのでした。
1個120円じゃなかったかな。母が、お値段に、げえっ!と驚いた記憶があります。袋麺が5個入って特売で100円くらいだったかと。それもあってか、母が1個にしなさい!と言って2つは買ってくれなかった(笑)。
車中で3分待って、一緒についていたプラスチックのフォークで食べてみたら、姉は好きと言いましたが、わたしは美味しくなかった。匂いが慣れなくて、そそりませんでした。
父も母も試したように記憶しますが、4人のうちおいしいと言ったのは姉だけで、肩透かしをくったような気分で帰ったと思います。
我が家の中ではいちばん食の細かった姉が、ジャンクフードを好んだというのが不思議でした。当時から大手食品メーカーは、どんな味なら受けるかというマーケティングを、丁寧にしていたというとでしょうか。
そして今、糖質を気にして、マックシェイクなんて何十年も口にしていません。初めて飲んだ時は感動したのになあ。今は怖くて(笑)。
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