先日読んだ小説「三千円の使い方」の垣谷美雨さんが書かれた解説が大変素晴らしかったので、そうだ、図書館で垣谷美雨さんのちょっと前の本を借りて読もうと思い立ち、図書館で予約しました。
なにしろ、垣谷美雨さんの本は人気があって、2017年以降に発刊された本はみな貸出中。そこで、たちまち貸出可となっていた、この「あなたのゼイ肉、落とします」を予約して借りました。
現在、広島では、新型コロナ感染症蔓延防止重点措置が取られているので、予約した本しか借りる事ができません。
ああ、よかった、読みたい本が予約できて、と嬉しくなって、その2日後、予約の本が用意できましたと連絡があったので、引き取りに行き、夕食もそこそこ読み始めたら・・・。
あら?このお話、以前にも読んだような????
あ、このお話の展開は・・・知ってる〜
またやってシマッタ。
Amazonで本を買うという習慣がなかったその昔、本屋で買った本を、またお金を出して買ったことは1度や2度ではなく。
ようやく、Amazonで本を調達し始めた時、「前にも同じ本をいついつ購入してますよ〜」と購入する前にご親切にもAmazonさんが注意をしてくださるので、二重買いは避けられていたのもの、まさか、図書館で同じ本を2回借りるとはねえ。
ま、お金かかってないからいいけど。
それに、2回目読んで、やっぱり面白かったからいいけど。
一番好きな話は、1話め、あ、でも最後の4話目もいいな。
きれいだったアラフィフのワーキングウーマン(家庭持ち)が、太り始めたことをきっかけに、家族のお世話に明け暮れていた毎日を見直して、イコール、家族(お世話)依存(?)から自分を解放していく、という1話目と、シングルマザーに育てられている小学生が、バランスの良い食事と家庭環境を取り戻すまでの4話目。
垣谷さんの小説は、問題提起と納得できる結末付きで、読んでいてほっとします。
結局、好きな作家さんやタイトルは、何度か読み返して、やっぱりいいなあとしみじみ思います。
それにしても、図書館で同じ本を借りてしまうウッカリにもびっくり、でも、お金を出して買ったのじゃなくて、不幸中の幸いデス。
あぶない、あぶない。
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