日本人の平均寿命は、2020年女性は、世界1位の87・74歳、男性は2位の81・64歳。(生命保険文化センターから)
これとは別に、平均余命という数値があります。
平均余命とは、ある年齢の人々があと何年生きられるかいう期待値のことで、厚生労働省の簡易生命表で知ることができます。下記の表は令和元年度の簡易生命表です。0歳の人の平均余命を平均寿命と言い、男性の平均寿命は81.41歳、女性の平均寿命が87.45歳となっています。(引用元:価格.com保険)
つまり、日本人で生まれたばかりの赤ちゃんが、男性であれば、81.41歳まで平均生きるよね、女性なら87.45歳まで生きると思われるよね、ということです。
では、2020年時点で、60歳になったとき、あと何年生きるか?という期待値を見てみると、
男性:24.21年、女性:29.46年。平均寿命との差は、男性プラス2.8年、女性2.01年。平均寿命より長く生きるということですね。
そして、70歳では、男性:16.18年、女性:20.49年、75歳では、男性:12.63年、女性:20.49年。
75歳まで日本人女性が生きたとすると、95.49歳まで平均生きることが想定されるってことで。人生100年という実感がジワジワときます。
正直、私の周りの高齢者は、平均寿命よりずっと長生きしている方が多くて、平均余命のほうが実態に近いと感じます。
しかし、95.49歳って、還暦迎えてもまだ36年近くも先ってこと?途方もない年月です。
瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなる直前まで、いたって普通に生活されていたことを思うと、そうかぁ、とも思いつつ、しかし、90歳を過ぎて、あんなふうに毎日を過ごせる人はレアケースなんでは、との思いもあります。
特にうちの家系は、認知症を患う確率が高いんだし。
平均寿命の88歳近くまでのライフプランと、平均余命の96歳までのライフプランでは、大きく変わっちゃうからなあ。
健康寿命が、女性の場合全国平均で74.79歳。平均余命を差し引くとおよそ21年。
0歳児が成人してさらに余りある年月、長いですね・・・。
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