65歳を迎えるまでは手を出さないでおこうと思っているものが二つあります。
ひとつはゲーム。
パソコンにインストールして遊ぶあのPCゲームというやつです。スマートフォンで遊ぶゲームと違って、課金がない。一度購入すれば、追加料金なしで、いつまででも遊べます。
今流行りの戦闘ものは、反射神経やとっさの操作が間に合わないと思うので、全く興味がないのですが、いわゆる、RPG(ロールプレイング)というゲーム。
有名なものでは、「おいでよどうぶつの森」のように、バーチャルな世界で何かを育てていくというようなもの。
私は、20年以上も前から、競馬育成ゲーム、ダービースタリオンやウィニングポストというような貧しい牧場からスタートして、強い馬を生産して徐々に牧場を大きくするというゲームのファンです。
前回遊んだウィニングポストというゲームでは、バーチャル世界の中ではありますが、資産が1千億円を超えていました(笑)。牧場も、日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカにも持つ富豪でした。
1千億もあると、10億円の馬?あら、お安いわ、買っちゃお、みたいな感覚です。
これらのゲームを始めると、のめり込んでとことん極め尽すまで、休日はもちろん、勤務から戻って寝るまで、いや、寝るのを惜しんで遊んでしまうので、私にとってはとても危険なモノなのです(笑)。
大人でさえこんなにのめり込む面白さ、子供であったらなおさら、と思い、与える年齢と環境は大事だなと思います。
なので、65歳になって、年金を受給する年になって働き方が変わったら、これまで自分にご苦労さん、という意味でPCゲームを解禁しようと考えています。
その時まで、私の好きなゲームが生き残っていれば良いですが。
また、同じくのめり込むのが怖くて手を出せないものがもうひとつ。
それは、月々読み放題の電子漫画書籍。
今の時代、ひと月千円くらい払うと、何冊でも電子書籍の漫画が読めるというサービスがあり、やはり、漫画が好きな私は、このサービスを申し込むと、きっと朝から晩まで読み耽るに違いないのです。
新しい漫画も読みたいけれど、美内すずえの「ガラスの仮面」とか一条ゆかりの「デザイナー」とか、友達に借りて読んだ漫画を読んでみたい。
実は今でも、池井戸潤や垣谷美雨、東野圭吾、湊かなえなどなど、読み始めたら止まらない作家さんたちの作品は、次の日に仕事があるにもかかわらず、深夜まで読んでしまうということがよくあります。
なので、朝9時から午後5時まで規則正しく働く労働者である間は、この2つは節制して、老後の楽しみに取っておこうと思っています。
不意に取られた写真や、思わぬ場所にある鏡に写る自分の姿が、ぎょっとするくらい、くたびれているのを目の当たりにするのは嫌なのですが、将来そんな楽しみが待っていると思うと、歳を取るのも悪くないかな、と感じる今日この頃(笑)。
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