猫は言葉を理解している、と確信した出来事

猫のおやつ

ヨーグルトメーカーを買って、1週間に1度程度、新鮮なヨーグルトを堪能しています。

失敗(?)は1度。

種菌が十分に攪拌できていなくて、固形にならず、やわやわなものができましたが、飲むヨーグルトと割り切って完食しました。あれはあれで美味しかったです。

さて、そのヨーグルトメーカーですが、40℃で設定すると出来上がりに8時間かかります。

夜の10時に仕掛ければ朝6時にできるという塩梅です。

しかし、いつも10時に仕掛けるのを忘れてしまうあたくしです。

朝起きて、「あ、昨日セットして寝るのを忘れた」ということが再々。

せっかく買った牛乳やヨーグルトの賞味期限が危うくなった先週、中途半端な時間でしたが、夜7時にセットすることにしました。そうでないと、また忘れて寝てしまうので。

夜の7時にセットすると朝の3時に出来上がることになります。今の時期、まだ朝は空気がひんやりしているので、6時に起床しても悪くなっていることはあるまいと踏んでのことです。

ヨーグルトを仕込む私の隣で興味津々の猫に、冗談で

「朝の3時に起こしてね。」と頼みました。

いつもなら、その時間、居間のキャットタワーでぐうぐう眠りこけているシトなので、全く期待はしていませんでしたが。

が、が、!起こしに来ました、朝3時!

自分で頼んでおいてアレですが、頼んだことはすっかり忘れて、無視して寝ていたら、にゃーにゃー言いながら、どすん!と私のお腹に飛び乗り、それでも起きないとわかると、頭突き、前足で顔を叩く、最後は鼻を噛まれました!

もう〜とムカつきながら、目を開けると、ベッドヘッドに座ってじっと見下ろす猫様が。

時計を見ると午前3時。

そこで、「あ、昨日起こしてって頼んだんだった」と思い出し。

え、まじで〜?と半信半疑ながら、妙に嬉しい。

もしやうちの猫、ニンゲンの言葉がわかるの?

いそいそと、ヨーグルトメーカーから出来立てのヨーグルトを取り出して冷蔵庫へ納めました。

猫はもちろん意気揚々、おやつのごほうびもらう気満々で冷蔵庫の下で待っています。

「夜中だからちょっとだけね」と言って、いつもの半分だけお皿にご褒美を。

それからまた6時半まで寝ました。

うちの猫えらいなあ、と思い、このことを話すと姉が

「そういえば、昨日のフードいつもより少なかったかもしれない」と。

え、ということは、フツーにいつもより早くにお腹が空いたから起こしに来たってこと?

猫を見つめるも、じっと黙ってたたずむだけ。

なんだ〜言葉がわかるのかと思ってちょっと嬉しかったけどなぁ。

まあ、いっか。ちょっと面白かったし。

と嬉しかったのはそこまで。

午前3時におやつをもらったことはしっかり記憶に残ったらしく、以来、毎晩夜中の3時に起こしに来ます・・・

あまりにうるさいので、夜中に起きろ、おやつを寄越せコールで眠れない時、枕の下に隠しているクリスピーKissで黙らせることにしました。

正直、朝3時から叩き起こすのはやめて欲しい、でも、先日みたいに急にご飯を食べなくなるよりはいっか。

おやつを要求する!

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