メルカリに出品している本たちが、ポツリポツリと旅立っていきます。
出品すると30分もしないうちに売れていくものには、意外なものがあり、出品しているこちらも驚くことがあります。
たとえば、数年前に絶版になったコアな本、ペットの病気関係のものですが、これがAmazonの中古市場で元々のお値段よりお高めに売買されているのは、売れてから気がつきました。
転売目的で購入されたのか、それとも本当に必要で購入されたのか、この本は後者の方の元へ行ってくれたら良いなあと思います。
本が売れると、その分だけ本棚に空きが出て、ブックエンドの位置をずらしながらその空間が徐々に広がるのがなぜかうれしい。
おそらく、今でも物を持ち過ぎなのでしょう。
目標はこの本棚の本をとりあえず半分に減らすこと。
姉の孫がもう少し大きくなって、なんでも読めるようになったら、読んでもらいたい漫画を少しだけ残しておきたいと思っています。
「星守る犬」、「ぐーぐーだって猫である」、「ベルサイユの薔薇」それから、「ポーの一族」。
あ、あと「鬼滅の刃」もあるけどこれは、便宜上うちが預かっているだけだから、いつかは購入した甥の自宅へ(笑)。
私が子供の頃は、漫画ばっかり読んで勉強の邪魔になると言われて、漫画を買うのは禁止だったけど、漫画から学ぶことは実はとても多かったです。
どんなふうに振る舞えば、相手がどう感じて、うれしかったり、かなしかったりするのか、沈黙の妙というか、いわゆる侘び寂びに通じる何かを、漫画を通して子供ながら学んでいたように思います。
物を減らす行為は、家の中に必要なものだけを残していって、気持ちよく暮らせる空間を作る、つまり巣作りをしているわけで、女の人がその楽しさに目覚めるのは必然なのかもしれません。
あの堀江貴文さんは、ホテル住まいを選びあえて家は持たないということですが、それは機能性を究極に求めた結果ではあるものの、巣作りにはまったく興味がないという意思表示なのですね。
戻る場所も所有しない、転々とするホテル住まい。
う〜ん、やっぱり、あたしには無理かな。だって、猫と同居できないですもんね(笑)。
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